金儲けが目当てで会社をはじめて、

　　　　　　成功した人を見たことがない。

アップルの創業者であるジョブズが成功した理由は、意外ですが金儲けを目的にしなかったことです。

「世界を驚かせる製品を作りだし、より良い世界に作り変えていくこと」を目的にしたことにあったのです。

　　　　　　　　　　　　　　　大金持ちになっても志を変えない

 ジョブズは大金持ちになっても生活を変えることはありませんでした。

ビバリーヒルズに豪邸を建てることもなく、若い時から非常識なほど働き、大金持ちになっても最前線で

働き続けました。

ジョブズ氏はこう言っています。
「会社を興したいという人が相談に来る。理由を尋ねると『金儲けをしたい』と返事が返ってくる。
だが、こういう人には『やめたほうがいい』とアドバイスをする」
経営学者のピーター・ドラッカーも同じことを言っています。
「利益は、企業活動の目的ではない。企業が存続するための条件であり手段である」
金儲けを目的と考えたとたんに、食品偽装などの違法行為を平気でやりだす心の隙間が生まれることになるのです。