今月のテーマ ☆孫子の兵法 パートⅡ
2016/03/01
皆さんもご存じの「孫子の兵法」
今、多くの経営者が自社の経営戦略の参考としておられます。
その中の一部をシリーズで紹介していきます。
算多きは勝ち、算少なきは勝たず。而(しか)るを況(いわ)んや、算なきに於いてをや。
戦いは勝ち目があるから勝ち、勝ち目が少なければ勝てない。だから、ましていわんや、勝ち目がまったくないのに戦っても、勝てるはずがない。
※戦いを始めるからには、よく計算してからにせよ、ということ。精神論や感情論、綺麗ごとで戦いを行ってはいけない。
兵は拙速(せっそく)なるを聞くも、いまだ功の久しきを賭(み)ず。
古来、戦いはすばやく集中してやるのが良いとは聞いている。ぐずぐずだらだらやって、国家国民のためになったなどという例は過去にない。
※戦いが始まったとしても長期戦は避けよ。泥沼になっては、勝っても負けても危険このうえない。