大変な時期だけど、人生は続く。

iPodは世界で3億台以上売れ、アップルの業績を飛躍的に伸長させた革新的な製品でした。
しかし、この革新的製品は、全米を揺るがした同時多発テロからわずか1か月後に登場していたのです。
誰が考えても混乱の真っ只中に新製品を発表するのは非常識と思うことでしょう。
だが、ジョブズは予定通りに発表したのです。
実は同時多発テロを受けた時、ジョブズは社員にメールを送っていました。
「今日は家族と一緒にいたいと思う人は、そうして構わない。なお、会社に来て働きたいという社員のためにオフィスは開けておく。」というメールを。

　　　　　　　　　　　いつものことをいつも通りに続ける

大変な時こそ、いつものことをいつも通りに続けることが大切。この大変な間もiPodに開発は進んでいたのです。
iPodの製品発表会の時、ジョブズはこう言っています。
「今は大変な時期だ。しかし、人生は続く。続けなきゃいけないんだ。」
大変な時に球に特別のことをしようとしても、うまくはいかないものです。
どんな時にも慌てずにいつものことをやり続けていくことが大切だという教えです。