今月のテーマ ☆スティーブ・ジョブズに学ぶ異次元の発想法 ~パート5~
2013/03/07
何を欲しいかなんて、それを見せられるまでわからない。
ジョブズのプレゼンの卓越性には群を抜くものがあります。
しかし、ジョブズは単に言葉巧みに話をしているわけではありません。
ジョブズにとってプレゼンの目的は、新製品が提供する利点を消費者にわかりやすく説明することにありました。
これまでにない斬新な製品をいきなり販売店に並べても、そのメリットを消費者に理解してもらうことは難しいものだからです。
ジョズブ自身がステージの上で使って「こうすればあなたでも簡単に使える」とやって見せれば、アピール満点となります。
しかし、製品が独創的であればあるほど、消費者の経験値とギャップが生じてくる。
だから、消費者にわかりやすく新製品を紹介する力は欠かせないのです。
価値を消費者にわかりやすく説明する
アップルは他社のモノマネになど全く興味はないといいます。
世界を驚かせる新製品を生み出すイノベーターであり続けてきた。
そこで、イノベーターだからこそ、新製品を消費者にいかにわかってもらうかが重要だったのです。