今月のテーマ ☆スティーブ・ジョブズに学ぶ異次元の発想法 ~パート6~
2013/04/05
僕がCEOで、僕ができると考えているからだ。
モニター一体型のiMacの開発は、小高い丘へのハイキングのように簡単にはいきませんでした。
洗練されたデザインで半透明の、しかし限られたサイズのプラスチックケースに最新のコンピューター機能をすべて収めるのはムチャな要求でした。
アップルの優秀な技術者たちは、できない理由を次々とジョブズに説明して諦めさせようとしました。
だがジョブズは、iMacは必要であり、製品化は「可能だ!」と反駁しました。
すると、業を煮やした技術者のひとりがジョブズに向かって「なんで『できる』と言えるんだ」と食って掛かった時、ジョブズが発したのがこの言葉だったのです。
信念を持って断言し、部下の挑戦意欲をかき立てる
リーダーが信念を持って「できる」と断言しないで、どうして部下たちが挑戦意欲をかき立てることができるのでしょうか。
技術者たちはブースに戻ってコンピューターに向かい、徹夜で解決策を探していました。
そしてiMacは完成し、アップルを窮地から救い出すことが出来たのです。